DKつれづれ日記【現役男子高校生が空に叫ぶ】

現役男子高校生が日々の思いや鬱憤を青空に叫ぶようにブログを更新します。ブログ自体初めてなので、チラシ裏の戯言だと思ってお読みください。

日常ってそんな続かない

二年ぶり、それくらいです。

タイトルである現役男子高校生であるのも、もうすでに過去の話。

今は大学生をやっています。

 

昔と今じゃ、全く変わってしまいました。

過去の自分の記事を読んでいると、本当に若いなと感じます。

このころは、まだコロナもこんなに続くと思っていなかったし。

 

お金を稼ぎたいとか言って始めたブログ、今じゃただの日記にすらなっていない駄文と化している。

なんなら広告すらつけてない、いわゆるチラシ裏なのだけは変わっていない。

 

今と昔は変わった。

 

お母さんは死ななかった。

ガンはステージ2b、ギリギリ手術できるかどうかの瀬戸際だったが、優秀なお医者様たちのおかげで半年で元の生活が送れるレベルになった。

 

一年後、去年の8月、母親はまた倒れた。

がんの再発か、そう思っていたがどうやら後遺症の腸閉塞だったみたいだ。

 

造影剤にアレルギー反応が出たり、死にかけたりと危ない橋だったが、無事手術も成功し、家族そろって新年を迎えられた。

 

今と昔は変わった。

 

男子高校生だった俺は、今や大学生。可愛い彼女も出来た。小学校の頃から欲しかったゲーミングPCを買ってもらい、今はそれでブログを書いている。

友達はそんなに増えなかった。でも、高校時代の友達とお金持ちになるために起業することにした。

ブログで稼ごうとか、リスクを負えなかった頃と違い、リスクを背負って勝負することが出来るようになった。

 

でも変わらなかったこともある。

このブログに戻ってきた理由はただ一つ。

 

母親のガンが再発したそうだ。

 

場所は分かっていない。検査の値が、がん治療後の3倍だ。

 

もし、再発した場所が同じ子宮なら、恐らく母親は長くないだろう。

前回は勝手に脳内で殺していたが、今は科学的なデータが付随している。

 

久しぶりに泣いた。

去年入院した時も、死ぬことはないと言われていて安心していた。

まさか、一番最悪なタイミングでやってくるとは思わなかった。

 

母親は、ガンと腸閉塞で二度の入院をし、考えが変わったようだ。

 

「死んでもいいと思っていたけど、やっぱり今は長生きしたい。

 パパと一緒に田舎でそば屋とかやって、あんたらの孫を迎えたい」

 

そんなことを言うようになった。

息子としては、うれしい限りだった。

 

でも、再発した。

神はどうしても母親を殺したいみたいだ。

 

どうして、今なんだろう。

 

もちろん、度重なる入院で我が家の家計は火の車。奨学金を貰わずに大学に行けているのが奇跡みたいなものだった。

でも、姉にも俺にも、最高の彼氏彼女ができた。毎日が幸せで、姉の就職先や、俺の就職、将来について語ることが多くなった。

 

昔なら有り得なかったのに、我が家は幸せな未来を想像していた。

 

でも、現実はかくも非情だ。

 

ただ、泣いている。

母が俺の部屋に置いていった、マルボロのメンソールに火をつける。

まだ、俺も母もタバコは止めれていない。

 

昔と変わらない、今は、ただ先が真っ暗だ。

ヒロトの言葉も刺さらない。

脳内には、映画の第一部のエンドロールが流れている。

 

 

今を生きる、ただそれだけのはずなのに。

どうして、未来のことを考えられないのだろうか。

どうして、幸せな未来を思い描けないのだろうか。

俺の見ている世界が、急激に変わることを恐れている。

リスクを負えるようになったと思っていたけど、そうでもないみたいだ。

 

またブログを書きに来るかもしれないし、こないかもしれない。

ただ、今はチラシ裏に、インターネットの片隅で、この思いを残させてほしい。